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2008年10月26日 (日)

別に。

ブログってのは結局自分の話をするのが好きな人が有利なんだよね。今日何があった、とか、これ食べました、とか、仕事で失敗しちゃいました~、とか。私はそういうつまらない話をベラベラ話す奴も嫌いだし、無論自分のそういう瑣末な事をいちいち話すのも嫌いだ。

だから更新頻度が上がらない。この間何度も身の回りのちょっとしたことで更新を試みたけども書いてる途中で自分でどうでもよくなっちゃう。基本的に人間の一挙手一投足がそんなに面白いはずはないから当然なんだけどね。でもそういう明らかにつまらない話を面白く広げて書くのも文才ってやつで。頑張ろう。いつもここで更新頻度を上げようと宣言するも早々に挫折する。今度こそ。

最近私のバイト先に気になる人物が。フリーターという肩書きを名乗りながら今回が始めてのバイトだそうで、しかも「元気がなくて心配」という前評判つき。「じゃあ今までニートだったってこと?」とおばさんの間でうわさになる始末です。これは、と思ったんです。元気がないニートなら友達になれるかもしれない、と。

今のバイトを始めて1年弱になりますが、この人は面白い人「かも」という気配すら一切なかった。高校生、学生、チャラいフリーター、腐ったジジイにいわゆるおばさん。どうしようもない。世間の比率そのまんまという感じで。だからその人の事が内心少し気になっていたのです。因みにその人は私と同い年の男。うーん、気になる。

この国には面白い人間などほとんど存在しないという現実は弁えているし、人間関係に期待なんて端からしてませんが、「かも」でここまで気にかかるということは、私もやはり少数派の価値観を共有できる誰かを求めている節はあるということですね。そろそろ一人ぐらいいてもいいじゃない。話の分かる人間が。

でも事態はよくない。最初の2日は問題なく来てたのが、3日目は来てないんですね、これが。元気がなさ過ぎても問題か…?ああもうまったく。私が人間性を見極めるまでのほんの数週間だけでも来てくれればささやかな楽しみだったのに。ほんのちょっとの間「もしかしたら」が楽しめるだけでよかったのにい。

ちょっとぐらい夢を見させてくれたっていいじゃない。クソみたいな俗世間人に囲まれてさあ、食事会に誘われちゃったりしてさあ、たかだか早朝3時間のバイトだからそこまでストレスも溜めずやってるけど、私だって「人」と話したいよ。常識だの普通だのがインストールされた機械じゃなくて「人」とね。

なんちゃって、普段は考えないようにしてることが時々こうやって気になります。…来週は来るかなあ。ほんのささやかな楽しみです。


追記:コメント欄を結局過去の記事にも全部つけることにしました。あれとこれと…なんてましな記事を選んでつけるのもバカバカしいし、もう公開しちゃってるものに対して恥ずかしがってもどうにもならないからです。というわけで私の恥部を口汚く罵ってくれる人募集中。もう何とでも言ってくれ。

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2008年10月18日 (土)

新しい試みを

今日は近所に芸人が来てた。残念ながらあんまりウケてなかったけど…。

大体私は「みなさんご一緒に」みたいな感じが大嫌いなんだよね。無類のお笑い好きのわりにはノリが悪くてタチの悪い客なのである。遠くの方から冷めた目で見てるような…。

売れてる売れてない、面白い面白くないという基準の埒外で私はお笑いや芸人を愛してる。でもノリのいい客にはなれない。なる気もない。

冷めてる客は笑いを見る資格はないわけ?そういう人間だからこそ冷静に笑いを見れるってこともあるはずなのに。

やっぱり私みたいな人間はテレビで見てるのがお似合いなのね。自分の間合いで見られて突っ込めるテレビが。

実は携帯を変えたんです。それで色々やってみたくてとりあえず携帯から更新を。前のより予測変換も賢いし、私も携帯で文章が書けるようになるかも。

でも結構書いた気がするのにたったこれだけか…。やっぱ時間掛かるな。

携帯ならではの、軽い内容の記事もこれからはチャレンジしてみようかと思います。できれば写真とかも入れて。

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2008年10月11日 (土)

ノーベル賞…

ノーベル賞ノーベル賞喧しい、最近のテレビは。私は日本人が取ったからといって馬鹿騒ぎするのは時代錯誤的な気がして気分が悪くなります。化学とか物理学に一番貢献した人を決めるのが趣旨なんでしょ?別に国同士の争いじゃない。日本人が取ったからってそれがなんなのさ。「ああ日本人が取ったんだ」としか思わない。それは私にとって「ああアメリカ人が取ったんだ」というのと何も変わらない。ドイツ人でもフランス人でもイタリア人でも同じ。

なんで「日本人」が取ったからといって喜ぶのか?化学の発展なんかより、我々の同胞である「日本人」が「世界」の評価を受けたことが嬉しいわけね。くだらない。外国人受賞者の研究の成果だって同じ時間を割いて伝えるべきですよ。

特に街頭インタビューで「日本もやっと世界に肩を並べられる国に」とか「同じ日本人として誇らしい」とか言ってる人を見たとき、私は本当に心の底から恥ずかしく思った。世界はどんどん国境なんてなくなっていく方向に進んでいるというのに、こんなちっこい島国に必死でしがみついて日本日本って馬鹿じゃないの。誇らしいって何であんたが誇らしいんだよ。別にあの人達はあんたのみすぼらしい虚栄心を満たすために賞を取ったわけじゃないんだから。そういう人種による汚い連帯意識をまだ持ち込んでる奴がいるかと思うと嫌んなります。

オリンピックだってそうですよ。日本日本ってさあ。憲章に国家間の競争ではないって書いてあるのに、いちいち国ごとにメダルの数を数えたりして。短距離走だったら一番足の速いやつが金メダル。単純です。そこに日本人が勝ったらいいなんて気持ちを持ち込むのは歪んでます。もちろん個人を「この人が好きだから」という理由で応援するのはいい。監督が好きだからとかね。でも「日本人」という括りで何でもかんでもメダルメダルってのはおかしいよ。まったく知らない他人なら日本人でもドイツ人でも変わりない。金メダルは誰が取っても喜ばしい事です。

という感じで巷のノーベル賞馬鹿騒ぎもどうかと思っています。化学の「か」の字も知らないような奴までも日本人が取ったって喜んでるんでしょ?研究の成果とかが分かって言ってるならまだしも…。

こういう集団熱狂的な空気にはいつもついていけない。かくしてナショナリズムはなくならないのです。国家はまだまだご健在ですね。

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2008年10月 3日 (金)

小物、橋下徹について

広島地裁が橋下知事に800万円の損害賠償の支払いを命じた。って当然だよね。正当な弁護をしている人達の主張を何の根拠もなく荒唐無稽と決め付けた上、懲戒請求を煽って辞めさせようとするなんて。悪質な妨害行為以外のなにものでもない。同じ弁護士をやってる人間のすることとは思えんね。信じられない。

それで、どんな逃げ口上をのたまうのか?自分のやったことが間違いだとは思っていないとか言って居直るのか?と刮目してたらば、あっさり「申し訳ありませんでした」と。自分のやったことが違法行為であったとすんなり認めたのです。なんだそんなもんか、あれだけ非常識極まりない事を偉そうに撒き散らしてたわりに法律にはあっさり従うわけね、と思ってたら控訴するとか抜かしやがる。

はあ?なんですか?申し訳ありませんでした、はい控訴ってわけ?そんな話、筋が通らない。その時点であの「申し訳ありませんでした」は心にもなかったと言ってるのと同じじゃない。誠意の欠片も感じられない。

今回のこのような態度はあの男の小物っぷりを如実に表しているのです。本当に自分のやってることが間違ってないと思うなら謝罪なんてせずに堂々と控訴すればいい。でもそれをやってこの先も高裁、最高裁とまた敗訴してしまったら自分が困るわけですよね。だからとりあえず謝っといて傷口を広げないようにしつつ「日本は三審制ですから」なんてたわ言を抜かして「もしかしたら自分の主張が認められるかもしれないし?」ぐらいの中途半端な根性で控訴しているのです。小物!ザ・小物!こんな奴が知事なんて大阪は腐ってる!…まあ東京も人のことは言えないからこの件に関しては黙りますが。

潔く自分の間違いを認めるのは嫌、かといって「俺は間違ってない!」と自分の主張を貫き通す度胸もない。なんとなく謝ってなんとなく「まあ他の方の意見も聞いて見ましょう」レベルの気持ちでの控訴。久々に本当に腹が立ちました。はっきり言ってこんな男が子供を5人も6人もつくっているのはこの社会にとって害悪です。本当にやめていただきたい。

私は光市の事件に関して以前こんな記事を書いています。あまりうまく書けているとは思いませんが、要するにこの間の広島高裁の差し戻し控訴審では弁護団が地道に積み上げた物的証拠は全て無視され、検察側のめちゃくちゃな事実認定がそのまま採用され不当に重い死刑という判決が下されてしまったというのが私の考えで、そのような事が書いてあります。

この事件に対するマスコミの報道の仕方も本当にひどかった。BPOが「巨大なる凡庸」と形容するのも頷けます。ぜひリンクをたどってBPOの委員会決定を全文読んでみてください。非常に優れたテレビ批判だと思います。

私は自分なりに色々な情報に触れて考えた結果として、元少年の供述やそれを信じ物的証拠によってそれを証明しようとしている弁護団の主張が荒唐無稽だとか、死刑廃止のための詭弁だとか謀略だとか、そんなこととても思えません。

ドラえもん発言や死姦は生き返らせるための儀式だったなどの発言が世間的にどう思われるかという事は弁護団の方達も分かってたはずです。それでも元少年にとっての真実を重視し、その真実に見合った刑罰を受けさせようとした弁護団の方たちの行動は尊敬に値します。

世間の反発を招かない形で検察のストーリーを丸呑みしてその上でできる限り罪を軽くしようという戦略だって充分成立し得たはずです。でも安田さんを始めとする弁護団の方たちは少年の真実にこだわった。これは凄いことだと私は思います。弁護団の方たちはむしろ裁判に対する戦略や駆け引きなんて排しているのです。

そういう素晴らしい弁護士が悪魔のように言われる国ってなんなんでしょうね。こうして今日もまたこの国が嫌いになる。

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