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2011年3月26日 (土)

活動家デビュー?

まずここに、今私がとんでもないことになっていることをお知らせします。今までの私の自己像やキャラクターすべてを洗いざらいどっかに取っ払ってしまったかのような事態です。

その話の前に、医者はハズレを引いたようです。というかあの先生は臨床ではなく研究が専門なので、症状に対して薬を出す、ということしかできないんだと思います。診察はものの数分で終了し、薬の量が少し増えました。まずい傾向か。しかし自己診断でも社会不安障害には間違いないと思うし、セロトニンの再取り込みを阻害する薬が増えるというのは理に適っている。

グチグチ言っても仕方がないので、プロフェッショナルな診断を受けるという目的は一旦脇に置くこととし、そのクリニックは認知行動療法も手掛けているので、そちらへ受け渡されるのを待つことにする。自分の不安がどこからきているのかを分析し、不安な状況にあえて飛び込み(暴露療法)不安を是正していくのです。もうなんとでもなれという感じ。

しかしながら、精神科医にきちんとした診察、診断を受けることが私の当初の目的であったことは事実で、その目的が達せられなかったことによって、私はまた別に精神科を訪ねなければならないのか、精神科巡りか、ということで大変気分を害しました。だから私は緊張時服用のワイパックスを水なし一錠服用し、渋谷に繰り出したのです。馬鹿にならない交通費を掛けて診察が数分なんて不愉快極まりない、映画を観るか本屋を覗くかしようと思って渋谷へ。

これが私にとってどれほど凄いことかお分かり?私にとって予定の変更はご法度です(ちょっとアスペルガーっぽいでしょ)。今までそんなことを試みたことはないし、「これをしにここへ行く」という予定は絶対に守られなければならないのです。それ以外のことは絶対にしない、行かない。なぜと言われても困る。それが私の法則なんだから。でも私は気分が悪くなったからワイパックスを飲んで渋谷へ行ったわけです。

で、ここからが冒頭の「とんでもないこと」に繋がってくるわけですが、そこへ行ったらたまたま都知事選候補者の小池あきらが演説を始めようとしているところで、これはラッキーと思って私は話を聞き始めたわけです。そしたら運動をしている若い人に声を掛けられて、普段ならそれだけで固まってしまって不安に襲われる私ですが、薬が効いてるからなのかなんなのか、そこそこ話が弾んでしまい、なんと最終的にその活動のメンバーになることが決定してしまったのです。

あれよあれよと言う間に「最初に会う日を」ということになり、私は次の日、昨日会ったばかりの人と駅で待ち合わせ、事務所で活動の説明を聞き、その他会話を交わすなどの所業をやってのけたのです。少し緊張はしたけど襲ってくるような不安はなかったし、会話も楽しめたと思う。これは暴露療法なのか。「私は一体誰?」という気もしてくる。薬を飲んでなかったら間違いなく無理だった、ということは言える。

私は政治的にシニシズムには陥っていない。割と色々なことを変えていこう、関心を持っていこうと思っている方です。でもそれを人に伝えていこうとか、連帯しようという気はなかった。というか自分には無理だと思っていたのね、だって人と少し接するだけでも激しく落ち込んでしまうんだから。ああすればよかった、こう言えばよかった、私みたいな無能な人間は死んだらいいんだ、と人と関われば思ってしまう。けど薬でそれを抑えた今、もしかしたら今までできなかったことも可能になるのかもしれない。

考えなければならないことは腐るほどある。この不安は取り除けるものなのか、最終的に薬がなくてもやっていけるようになるのか、そしてその不安から解放されたとして、どこまで人と連帯してやっていくべきなのか。世の中を変えたいなら、連帯した方がいいに決まっている。でも私はその言葉がクソほど嫌いだった。私と他人とが繋がれるはずなんてないと、思ってたんです。

不安と性格とアイデンティティとやるべきことと。私はどういう風に変わっていくんだろう。私なりの新しい形、立ち位置を見付けるにはまだ時間がかかりそうです。

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