2008年3月29日 (土)

有吉の悪口

最近有吉が好きだ。電波少年とかほとんど見てなかったからヒッチハイクのイメージとかは知らないけれども、おしゃべりクソ野郎は革命だと思う。初めて聞いたときどれだけ笑ったか。アメトークの流行語大賞をとった時は本当に嬉しかったです。ああやっぱりみんな品川のことをそう思っていたんだ、と。ああいうのもセンスですよね。一度あれだけの秀作を生み出してしまうと今後あれに比肩するだけのネーミングが出てくるのかと心配でしたが、昨日のアメトークを見る限りそれも問題ないようです。

でも私の勝手なイメージだけど、みんなにブワっと注目されて「品川ってなんだっけ、品川ってなんだっけ!?」とか振られだしたらあの人の面白さは半減してしまう気がする。ああいうのは陰でこそっと言うからいいんで(まあテレビって時点で陰じゃないけど)、それにおしゃべりクソ野郎という単語が一般化してくるにつれて当初の品川に対する憎悪みたいなものもなくなってきてしまっている。

最初に聞いたときは確か、有吉は品川の事が嫌いでなんて呼んでるんだっけ?みたいな入りでおしゃべりクソ野郎って言ったら、ちょっとマジっぽいシャレにならない香りのする笑いだったのが、最近では「品川は?」と聞かれておしゃべりクソ野郎と答えればドカンと受ける、ほのぼのしたものに成り下がってしまっている。有吉が最初にどれだけの憎悪をこめておしゃべりクソ野郎と言ったのかは分からないけど、私の読みでは最初はほんとに単なる悪口だったんだと思うんだよね。憎悪に満ち満ちた悪口。それを言えば誰かが笑うようなライトなものじゃなくて…。

私はおしゃべりクソ野郎という単語にその悪意を感じたから、笑いと同時にこの人好きだな、と思ったんです。でもそんなものは一歩間違えばただの悪口だし(っていうか間違えなくても悪口か)、本来テレビで流すようなもんじゃないんですよね。それに本気の悪口は言われたほうも傷つくしシャレにもならない。テレビで一般化される悪口ってのはそこから本気の悪意を抜き取りみんなが笑えるように加工したものなのです。有吉のおしゃべりクソ野郎もそうなった。最初がどうだったかは知らないけど。

でも有吉に関して言えば私はそれをどうしても物足りなく感じてしまうのです。あの人の本気の悪口が聞きたい。吐き捨てるように毒づく所が見たい。そういう魅力があるんです。よく分かりませんが有吉の悪口は中毒性がある。また聞きたいもんなあ。誰かが傷ついても。

すべてに通底する「自分みたいなゴミ人間はとっとと死んでしまったほうがいいんだ」とでも思っていそうなあの感じが、自分と近く見えてくる。私は自分のことを欠陥品だと思ってますし、それは「そんなことないよ」とかいう言葉でどうにかなるようなレベルを超えた、思い込みと事実とが判別できないぐらい複雑に絡み合った結果のそれはそれは強固な心の重石。一生取れることのないそれを抱えて私は…ってそんな話はどうでもいいや、とにかくそういう部分でのシンパシーがかなりあると。勝手な決め付けですけど…。

というか私もテレビの中の誰かを勝手に好きになって勝手に分析するのはやめたほうがいいよな。現実での人との繋がりが希薄だからそんなことになるんでしょうが、もはや妄想の域かもしれない。でもまあ誰に迷惑をかけるわけでもなし、いっか。ネット上のゴミがまた一つ増えただけさ。

今日はこんな所で。

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2007年12月19日 (水)

鳥居みゆきって人

鳥居みゆき、すごいですね。ネタは今まで何回か見た事があったんですが、今日また例によってギャオの超サンミュージックで、初めて普通に(?)喋ってる所を見ました。私はもうネタを見た時からただの奇をてらった色物芸人とは違うと思ってたんですが、実際喋ってる所を見たらあまりの普通じゃなさに度肝を抜かれました。最近はシュール系の芸人も多いし、ネタがぶっ飛んでるのはそれほど驚きませんがフリートークであれをやるのはすごい。

でも私なんかが見ているとただ単にキャラとか計算とかで片付けられないというか、要するに会話の端々に、幼少期からいわゆる「普通」ではなかった故に、その「普通」に当てはまる人間になるよう相当な圧力を受けて育ってきた人なのではないかと思わせる部分が多々あり、どこまでがネタでどこからが、というのは私も読み切れないんですが、それでもやっぱりあれをやるにはある程度その人格を生む素地が必要なわけで、普通に育った普通の人間があれを演じるのはどう考えても無理だろうと。

社会から弾かれる自分、他の人とは何かが違う自分、そんなんじゃだめだと言われ続けた挙句の自我の爆発、自意識の暴発、それがあの姿なのではと思います。だからあれはある意味では素のあの人そのものであり、私にもああいう部分は確実にあるのだと思う、というかちょっとしたきっかけで私は簡単にああなるだろう。

やっぱり私のような卑屈な弱小人間から見ると妙な共感を覚えてしまって、自分という人間が無視され「普通」に押し込められる言語を絶する苦しみとかを鳥居みゆきの中に見たりもして、世間が憎たらしくなったりしてしまうので、ただ面白いというのとはちょっと違う。だって「どうも、戸塚ヨットスクールの生き残りです」なんてセリフは普通じゃ出ないもん。もし事実でないとしてもそれに準ずる扱いはきっと受けてきたのだろうと思わせる何かがあの人にはある。だからいたたまれなくなる。基本女嫌いな私が惚れた理由もきっとそこにあるのでしょう。

というわけで、ここまで書いたような事は冒頭のリンクから飛んで超サンミュージック等を見ていただくと分かりやすいと思います。ジョッキーをクリックしてから芸人タブをクリックで見られます。個人的には飛び石連休藤井さんとの絡みより髭男爵との絡みの方が好きです。藤井さん、嫌いではないんですがなんか可哀想になってきちゃうんですよね。

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2007年9月20日 (木)

小嶋よしおの下ネタ

ここ数日更新しなきゃと思いつつ何も思いつかないという状況で、今も変わってません。気持ちが乗ってない時に無理に書こうとするとほんとにクソみたいな文章になるんですが、このまま書かないといつまでも更新できなそうなのでとりあえず書いてます。

とはいえ本格的に何の言葉も出てこないのでどうしましょうかね、ほんとに。

小嶋よしおの話でもしましょうか。私は最近マジに惚れてます。スケジュールは全チェックだし、見てるだけで私のパッサパサの生活にも潤いが。世間のブームとかはね、私は全く意に介さないのですが、あの人は面白いですねえ。そんなの関係ねえ!ばかりと思われがちなのかもしれませんが、意外と普通に喋っても面白いし他の芸人と絡んでも面白い。

それとなんとなく世間一般の普通の人とは違う何かを感じる。きっと普通に社会に適応して普通に明るく生きてきた人間とは違うんじゃないかと思う。芸人に関してはどんだけふざけてても結局は世間の価値観を色濃く受け継ぐ普通の人間という事が多々あるのですが、小嶋にはもしかしたらこっち側の人間かも、と思わせる何かがある。私はヒロシもその意味で好きなんですが、芸風こそ違えど小嶋にもヒロシと同じようなものがあるんじゃないかとか勝手に考えたりしてます。同じ事務所だし。

前にここで書いた時は消えゆく運命なんて軽く言っちゃったけど、今はなんとしても生き残って欲しいと思う。世間や他の芸人をバシッと黙らせて一発屋疑惑を粉砕していただきたい。ぜひ。

最後にお勧めなんですが、パソコンテレビGyaOの超サンミュージックという番組、これが面白いんです。小嶋よしおと早川亜季の隔週生放送なんですが、その中でも特に#03の回が面白い。まあこういうのを見たら「やだー」とかいってひく事が18の女のポジションとしては正解なんでしょうが、そんなの関係ねえ!の勢いで紹介させてもらうと要は小嶋がずっと金玉金玉言ってるという…。

私ここではそういうキャラは一切出してませんでしたが、実は下ネタ全然平気な人なんで、別にそんな言葉を連呼された所でひくも何もないんですが、その番組のレビューを見るとやはり気分を害した方が多数を占めているようでそんなもんかなあ、と。面白くないというのなら分かるんですが、下ネタ自体が嫌だというのだとジャンル全否定かよとも思います。漫才を見て漫才が嫌いだと言うのをわざわざ書いているのと同じような気がします。だったら見なきゃいいと。

下ネタってなんかそれだけでバカにされたり小学生以下だとか言われたりしますけど、実際は漫才、コント、フリートークなどのジャンル中に下ネタもあるというだけの話ではないかと思います。別に下ネタが劣っているわけでも優れているわけでもなくただのジャンル。漫才全てが中身のある素晴らしいものではないのと同じように、下ネタだって全てが中身のないレベルの低いものではないというのは当たり前のように思う。ペナルティの顔だけで笑わせようというあのコントより小嶋の金玉連呼の方が私は中身があると思うし。

下ネタを面白いと思う引き出しがあるかどうかは全くの個人差ですから私がどうこう言う事はもちろんありませんが、今の一種のジャンルとして認められづらくなっている状況はあまりよくない気がします。排斥されやすい土壌というのか一定の人数が「下品だ」「教育上よくない」「気分が悪くなった」と言えば簡単に消せますよね下ネタって。でも下ネタ以外の事で「何が面白いのか分からない」「もう出すな」と文句をつけたとしてもそんなに簡単に消える事はないと思うんです。なんかだからそういうのってやだなあと思いますけど、この話は切り上げます。

最終的にはGyaOの超サンミュージックで小嶋よしおを見てみてね、という話です。視聴設定が多少煩わしいかもしれませんが、個人を特定するような情報は入れなくてもいいはずなのでぜひご覧ください。下ネタ以外のもちゃんとありますので。

私は今回キャラ的に多少路線変更でしょうか。まあそれにしたって私の事を清純派だと思ってる人なんてそういないでしょうから下ネタの話をしたって大した問題はないと思いますが。

何も浮かばないながらも書き出したら結構進むものですね。何もなくてもとりあえずパソコンに向かってみる事で更新頻度が上がるかしら。やってみよう。

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2007年8月 3日 (金)

松本再考

ええ今日は松本の話です。ダウンタウンのね。

大日本人を観てから何となく気になり始め、一体どういう人なんだろう、との思いから松本を追いかけてきました。それは以前ここで書いた通りです(今思えばイッタい記事ですけどねえ。別に読んで頂かなくとも話は繋がると思いますが)。

最近の音楽やアーティストには何の興味もないのにHEY!HEY!HEY!を見たり、ゲストがどれだけウザくても我慢してダウンタウンDXを見たり、他の番組を録画して放送室を聴いてみたり色々してました。

で、その延長でこないだ図書館で本を借りたんです。松本の「遺書」と「好きか嫌いか」を読みました。これはねー。遺書はわりとサックリ読めたんです。語調も一貫してたしある種のフィクションというか、「センスとオツムがない奴に俺の笑いは理解できない」とかそんなことばっかり書いてあるんですが、この人はこういうキャラで書いてるんだなあ、というか偉そうなのがわかりやすい分許容できるとでも言いましょうか。

でも好きか嫌いかに関してはまったくダメでした。私の嫌いな奴の3大条件として、せっかち、すぐイライラする、待てない、というのがありますが松本はそれ全てを兼ね備えていたのです。

ほんと嫌いなんですよ、何をそんなに急ぐ事があるのかサッパリ分かりませんし。例えば松本が行列のできるラーメン屋の話をしてた時に、食べるの遅い奴は来るなとか言ってましたがああいう考えもまあ嫌いです。

自分はああいうところで食べる時は早い、煙草なんてもってのほか、人が並んでるんですから…。(松本)

まあ間違っちゃいませんよ。でもうっせえなあと思ってしまいます。誤解のないよう言っておくと、私もそういう店に行ったら次の人を待たせないようになるべく早く食って早く出ます。でもそれを人に求めるか?といえば答えはNOです。

自分はそういう回転効率の事が頭に入ってるというのなら、自分は気を付けよう、と勝手に思ってれば済む事じゃないですか。それを食べるのが遅い奴にイライラしたり、回転効率なんてのは一面の正義に過ぎないのに、それが唯一の正義だと思い込み、それを阻害するものを口汚く罵っているわけです。こういう人が今の健常者中心の世の中を形作っているのではないかと思う。

混んでる店内でマンガ読んでる奴がいたから、連れとそいつを挟んで座ってわざと大声で話してやったとか、やることが陰険ですしね。俺がやってるんだからお前もやれよ、というのは人間としてとっても浅ましい。その漫画の奴は非常識ですが早さ効率第一人間もどうかと思います。金さえ払えばそのラーメンを自分のペースで味わう権利があるわけでね。早く食える人が早く食ってその人の分まで回転効率を高めてあげればいいじゃないですか。ちっちゃい男。

そういうムカつきがあの本を読んでいると随所にあって、読み終わった時には松本が嫌いになってました。映画一本面白かったからってうっかりついていったらどんでもない事になりますね。ああいう人は何か障害でも負って自分の思う「効率的」な動きができなくなったらどうするんでしょう。突き飛ばされたり舌打ちされたりしながら自分は間違っていたと思うのでしょうか。それとも「迷惑」をかけることに耐えられなくて引きこもる?

とりあえず松本の評価は今までの「面白いけどあんまり好きじゃない」から「面白いけど嫌い」になりました。やっぱり私の顔で人を見抜く能力はそれなりのもんです。あの顔で私が好きになれるような人間のわけないもん。映画に惑わされてはいけませんね。

私は「松本ファン」ではないということをここに公言しておきます。幻滅されたくないですから。大日本人は好きですけどね。もう一度あの大佐藤を松本だと思って観たら評価も変わるかなあ。本人曰く後半はもう自分そのものだったらしいので。

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2007年7月31日 (火)

政治と小嶋よしおのコラボ

参院戦は民主圧勝ということで。自民党が勝つよりはずっといいですが、こういう自民逆風の時に社民、共産が伸びないっていうのはなかなか厳しいですね。民主ったって、憲法しかり教育しかり、自民党と大差ないような部分が山ほどある。今回の勢いのまま民主だけが躍進して政権を取るような事になれば、それはそれで自民と大差なくなっていくのではないか、と。

そもそも自民と民主をとっかえひっかえしてみた所で、根本的なところは変わらない思うんですよ。だから社民、共産の議席を増やして、民主に影響力を行使しうる勢力、ブレーキをかけうる勢力を確保しなければ、私は危なっかしくて見てられない。

今回のように2大政党制の流ればかりが強まっていく事には危機感を覚えます。選挙特番にしたって中盤に差し掛かるまで自民、公明と民主の事ばかりで、社民、共産、その他の野党に関しては一切報じなかった。ああいうのはちょっと私はどうかと思うのですが。

なーんてえらそうに書いてみましたが、今回は私が政治にもアンテナを張り始めて初の全国区選挙です。ある意味安倍さんと同じ、というわけで、正直まだ大したことは分かっていないので、次の選挙の時はもっと書けるようになるのが目標。

ま、今日は次の話題に行きますが、あれです。小嶋よしおっているでしょ。選挙の話をした後にあの人の話をするのもなんですが、私はあの芸風は好きですねー。

といっても最初に見たのは笑金の最終回で、その時は色んな奴がいるなあ、ぐらいにしか思ってなかったんですが、その後何回か見るうちにすっかりとりこに。さっきもレッドカーペットに出てましたが(前回あれだけ口汚くけなしておきながら結局見てしまった。今回は中笑いすら出ず前よりひどくなってましたけども。)やっぱりいいですね。

なんだか意外と人気があるようですが、ああいう売れ方は悲しいかな、やっぱり消えゆく運命でしょうか。まあそんな事は本人が一番よく分かっている事でしょうけども。でも私は基本的に一度好きになった芸人はブームが去っても見捨てません。ヒロシだって嫌いな旅番組を我慢して見るぐらい未だに好きですし、ほんとに好きなら世の中のブームなんて関係ないもんです。

オッパッピーがオーシャンパシフィックピースの略であるということのどうでもよさもなかなかいいと思う。それを知った所で誰も何にも得しない、そのどうでもよさがすてき。

とりあえず今は小嶋よしおのファンです。ブームに乗っかるようで申し訳ないのですが。ま、そんなの関係ねえ!ということで頑張っていただきたいわ。じみーに応援してますから。

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2007年6月20日 (水)

松本…様?

まずいです。非常にまずいです。私ったらあの映画を観て以来、っていうか大日本人を観て以来、松本が気になって仕方がないのです。ああもう。

まさかこの私が今更あんな売れてる人のファンになろうとしているなんて。というのも、私が芸人に求めるものといえばやっぱり悲哀。さんま紳助がつかえてて番組が持てねえよ、という若手の叫び。深夜ですら冠を持たせてもらえず、ものの見事にオリエンタルラジオに抜かされる芸人の叫び。リットン調査団は今田東野と同期らしいよ。私はそういうのが大好物なのです。

だからあんなゴールデンを何本も持ってて人気もたくさん、みたいな人はそもそも眼中になかったのです。私の根底にあったのはみんながキャーキャー言ってる奴を好きになっても仕方ないでしょ、というポリシーにも似た気持ち。

それなのに。なぜ今になって松本なのか。くそうあの映画め。

私が言う「ファン」というのはただ面白いからとかそういうのじゃない。松本が面白いなんて事はそれこそもうずっと前から分かってた事で、そんな事が再確認されたからって私はファンにはならない。

私がファンになるということは、あくまで人間性がプラスアルファで乗っかってることが大前提です。上記のような悲哀プラス、大多数の人間とは別の所に属してるという事が大切なの。今の時代物の分かってる人ならこの国の大多数の人間がつまらない人間だってことが分かるはずなので、そういう社会に統合されてないですよ、という空気を感じられる人を私は好きになる。それが私の言うファンです。

面白い面白くないという事は私もお笑い好きですからもちろん大切なんですが、やっぱり場合によっては面白くないけど好きという事もありえます。私がファンになるかどうかはその人の人間性の部分に共感できるかできないか、ということで決まるのです。

まあだからそんな私の今までの松本の位置付けは「面白いけどあんま好きじゃない」というものでした。なんかあの顔を見ると軽薄な感じがして、発言にしてもあまり共感はできず。上記のような共感を松本に対して感じることはありませんでした。今まではね。

でもあの映画を観てから気になるんです。あの大佐藤の悲哀が。私はここ何年かのお笑いファンなんで、松本のああいう悲しい笑いを見たのは初めてなんですよ。で、ああいうのを描くのは、少なからず本人にもあの手の悲哀が存在しないと無理だと思うんですよ。

でも私の目が節穴だったのかもしれませんが、あんまり松本にああいう悲しいイメージって今まで全然なかったんだよね。それがなかったから今まで共感できなかったのかもしんない。人気があって天才とか言われてて、自分のポリシーっていうのもがちがちに固まってて、今までそれをまったく譲らずに生きてきました、みたいな感じを鬱陶しいとすら思ってましたから。

私が松本を知らなかっただけなんでしょうか。大佐藤と松本がどれぐらいリンクしてるのか、今の私じゃまったく見当もつかない。松本は普段はああいう人なんでしょうか?いやでもそれはちょっと…。正直映画観て帰ってきてから大佐藤と私の中の松本像とのギャップが埋まらず苦労したんです。

そうこうしている内に松本が気になるようになってしまいました。

ぶっちゃけて言うと、私は芸人を好きになる時は半ば恋です。女芸人はあまり好きにならないし。ファンレターを書くとか出待ちをするとか、そんなアグレッシブな事をする気はまったくないんですが、要するにまあ一時的な現実逃避です。その人を好きになった一定期間はテレビやラジオを軽い憧れの気持ちを抱きながら鑑賞しつつ、軽い妄想に耽るという。ただそれだけです。ヒロシの時は本とかDVDとか買いましたが、ほとんどは物を買いもしません。タダオンリー。デフレの立役者と呼んで。

今も松本の本を色々読んでみたいという気持ちはありますが、だからといって片っ端から購入するのには尻込みしているという状況です。こういうのはその人に共感した事は残りますが、疑似恋愛的な感情は残念ながらすぐ冷めてしまうので、その時々の感情で散財してたらやっぱりお金がね。大日本人のDVDは買っちゃいそうですけど。

ブラマヨ吉田への熱がなんとなく冷めて以来、特定の芸人に執着するという事があまりなかったのですが、まさかそういう対象が松本になるなんて、夢にも思いませんでした。今までブサイク芸人orコンプレックス芸人オンリーだった私からすればかなりの大転換です。松本はブサイクでもなければコンプレックスっていう感じでもないですからね。自信漲るって感じ?

まあでもあの顔ですから、色々調べるうちに人間性にケチがついて速効で冷める、というのも容易に想像つきますが。ただ今のところはどういう人か非常に気になる。

でもあの人レギュラー多すぎですよね。こんなに何番組も持ってる人追っかけた事ないから新鮮です。大概深夜とかで「あっ出てる!」ていう追っかけ方だったからね今までは。すごい人に恋してしまいました。この恋心はいつまで持つか。難しいところです。長持ちすればするほどずっと現実逃避してられますから、なるべく持って欲しいなあ。松本の人間性がなるべくこっち寄りなことを願います。

というわけで、これからしばらく松本人志に対する私なりの理解を深めていきたいと思います。楽しい事が見つかってよかった。この勢いでバイトも見つけなきゃ。

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2007年3月20日 (火)

タイトルは無し

またまたトラックバックをいただいちゃいました。しかも今度は1件の記事に2つも。ありがたいことです。こんな辺境のブログにほんとにもう。タイトルが思いつかないからって無しって言っちゃうようなブログにほんとにもう。ありがとうございます。

ってわけで、前回の記事でムーディなんちゃらとか言っちゃいましたが、ムーディ勝山というのですね。でもあんなに面白いのに私なぜか一昨日のレッドカーペットが初見なんですよね。もっと早く目に留まっててもよさそうなのに。

ガキの使いの忘年会にも出てたらしいのですが記憶にないし。エンタは次は面白いだろう次は笑えるだろうと思ってるうちに、結局最後の犬井ヒロシの「自由だー!」が一番面白かったりして脱力するから最近見てなかったし、仕方がないといえば仕方がないか。もっと早く知りたかった。とりあえず今週からエンタもチェックしてみよう。

前回の記事で笑い飯とブラックマヨネーズが面白かったと書いたのは、多少ひいき目も入ってたかな、と後から思いました。もとから好きな2組だから。付け加えるならクールポコも面白かったし、ダイノジもちょっと面白かった。そもそもあの空気の番組を見て冷静に面白い面白くないの判断が下せなくなっていたという私がいるわけで。もしかしたらもっと面白い奴もいたかもしれません。もったいない事したかなー。

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2007年3月18日 (日)

シュールとは

はー、きっつい。何がって今見てる番組が。お笑いレッドカーペットとかいうやつ。まあやなら見なきゃいいじゃんと言われればそれまでなんですが、色々ケチつけたい年頃って事で言わせてくださいよ。

まずハードル低すぎだし、イロモノばっか出てくるし、審査員っぽい人が嫌いな人ばっかだし、そもそもこういう広く浅い笑いって大っ嫌い。私の考えではイロモノってのは正統派がいるから成り立つ訳です。イロモノというのはいわゆるシュールですから、ともすれば面白くないんじゃないか、というスレスレのところを絶妙なバランスで通すのがシュールたる所以なんです。

それをこんな風にイロモノばっか出してきて、それも大概は満点の大笑いってのはどういうことよ。私はシュールってのが正統派より好きです。だけど、シュール芸人の比率があまりにも高くなると笑いのレベル自体が下がってくる。誰が何やってもいいという事になるからね。あくまで正統派あってのシュールなんだという事を忘れちゃダメなわけです。

こんなの誰が出てきたって受けんじゃん。シュールは大衆に受け入れられないからこそ映える。空気が凍り付いてるからこそ私は魅力を感じるの。そろそろすべってもいいでしょ。誰かすべれよ。みんなが平均的に受けるなんて甘ったるいフィールドをぶち壊せ。ここですべった芸人を私は尊敬するね。一生応援してもいい。

ブラマヨ吉田のハゲヅラはグー。小杉はリアルにヅラいらないんだね。あ、笑い飯だ。私は笑い飯の西田がマジで好きなわけですが。やっぱ面白いね。

あーもう、ほんとにこのまま誰もすべらないで終わる気かよ。イライラするなあ。イロモノはすべってなんぼだってどうして分かんないかなあ。こんな温かい空気はいらん。もう誰が出てきても笑うようになってんだもん。

やっぱりこうやって考えてみると、私はすべり笑いってのがよほど好きらしい。同じ事やっててもみんなが笑ってるとなんか冷めるというか。ってことは私は面白いから笑ってんじゃなくて、すべってるから笑ってんのか。いやもちろんすべってれば何でもいいってわけじゃないけどね。たぶんこのまま誰もすべらずに終わるんだろうな。寂しい。すっごい寂しい。

ここまでみて面白かったのはブラックマヨネーズと笑い飯とムーディなんちゃら。下の名前を見そびれました。誰もすべらないお笑い番組なんて久しぶりに見たよ。裏が華麗なる一族ってのが関係あるのかしら。シュール連れてきといて誰もすべらせないなんてほんとどういう了見よ。気に入らないわ。

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2007年1月20日 (土)

お笑いライブ見てきたぜい

今日はなんと、引きこもりにしては行動力を発揮して、お笑いライブを見に行ってきました。無論一人で。

今までテレビとか散々チェックして、芸人に対する愛は溢れんばかりのものがありましたが、実際に足を運んで生でネタを見るのは初めて。うわー、本物だー、とキャラにないテンションの上がりようでした。お恥ずかしい。

出演芸人は、東京ダイナマイト、瞬間メタル、タイムマシーン3号、ハマカーン、サンドウィッチマン、カラテカ、ハリセンボンの7組。出演順はハリセンボンなんかは結構売れてるから最後の方かなと思いきやトップで登場。

なんかテレビとか見てるといつも登場するなり「かわいー」という声が上がったりしてて「女ってやらしーなー、思ってもないくせに」と思ってたんですが、私も登場するなり自然にかわいーと思ってしまいました。一概に嘘でもないのか、あの「かわいー」は。

テレビっ子の懸念としてはもう見たネタが多いんじゃないかな、なんて思ってたのも、東京ダイナマイト以外は見てないネタで一安心。瞬間メタルの「この拳を天空に突き上げたんだよー」という絡みづらさ全開の一押しギャグも見れたし、今日はほんとに満足です。もっとテレビで見れるようになるといいんだけどね。最近ああいう系の芸人がネタを見せられる番組が減ったから。

全体的に生ということで私の中の笑いのハードルも下がってたのか、結構笑いっぱなしでした。タイムマシーン3号とかテレビで見てるときはあんまり笑った事なかったんだけど、今日は笑ったし。でも欲を言うなら東京ダイナマイト松田のエクササイズが見たかった。あの「ポケモンじゃないんだぜ」ってやつ。効果は未知数、みたいな。最近はもういいよってぐらいやってるのに。

それにしても今の時代すごいなーと思うのは、チケットが誰とも一言も口をきかずに取れちゃうって事です。電話予約は自動音声だし、それで予約しちゃえば後はコンビニの機械でちょこちょこっとやって、出てきたレシートっぽいものを店員に渡してお金を払えばおしまい。私みたいな人間にとって誰とも口をきかずに済むって事はほんとにありがたい。こんなに簡単ならまた見に行こうかな。この勢いでプロレスもその内。一回は生で見てみたいと思ってたんだよね。

はー、でも楽しかったけどやっぱり疲れました。外出は常に危険と隣り合わせですからね。いつ何でテンションを削られるか分からない。極端な話街頭で配られてるティッシュをもらうかもらわないかという事だけでも私にとっては大変な事です。数メートル前からもらうかもらわないかをちゃんと決めておかないと、臨機応変ってのができない人間なんで。

もらうもらわないをどのケースにおいても貫徹していればいい、という考えもあるかと思いますが、いつもいつももらうと決めて動くのも大変です。私に言ってんのかな、とか、距離がちょっと、とか思ってるうちにもらえないこともしばしばですし。かといっていつもいつもスルーするのは配ってる人が可哀そう、とかまたしょうもない事を考えやがるのですね、これが。だから何か配ってる人を見かけると緊張するんです。

とまあそんなくだらないことでも疲弊するもんで、外歩きはある意味命がけっていうかー。

いかん、また時間を取られてる。何でもっとすっと書けないかな。私だってヒマじゃないんだから。新聞もまだやっと10月に入った所だし、これからガンガン片付けてかないと。という訳なので、今日はこの辺でー。

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2007年1月12日 (金)

お笑い好きのたわ言

最近知り合いのブログがあからさまにある作家の影響を受けていてなんかヤな感じ。あんまり好きじゃない人と好みの作家がかぶるとちょっと腹立ちますよね。お前にあの人の何が分かる、みたいな…。いや、私だってそんなには分かっちゃいないけどさ。

そんな前置きもありつつ、最近すごいですよね、オリエンタルラジオ。まさに破竹の勢いというか。深夜でやってたオリキュンが水10に上がるそうで。ほんと、深夜だって冠番組持てない先輩が腐るほどいるっつーのに、すごい勢いです。

でもねー、私の評価としてはそんなゴールデンに上がるほどは面白くないと思うんだけど。始まった時から見てたけど可もなく不可もなく、深夜だから流して見れるかなって感じで。水10にまで上がるのはちょっと分不相応と言うか。まあオリラジが自分で仕事決めてるわけでもないし仕方ないけど。

でも一気に売れれば売れるほど飽きられるリスクも高まりますよね。息を長くするには一気に売れるよりも着実に足場を固めていく方がいいのかもしれません。でもそんな調節ができるわけもないし、人気がある時に仕事をセーブするなんて事も無理。着実にやったから売れるとも限らんし、人気商売のジレンマってとこでしょうか。

まあそれはそうと、私オリラジにはそれなりに思い入れがあるんです。オリラジだけじゃなくてハリセンボンとかバッドボーイズとかも。

なぜかというとこの3組はTBSの番組から上がってきた人達で、ゲンセキから10カラット、スイッチと約2年間にわたる番組で売れていく過程をリアルタイムで見てたから。オリラジなんかはゲンセキがテレビ初登場だったしね。

ゲンセキ自体がその名の通りまだ売れてない芸人を集めてコント番組のオーディションをやろうという趣旨だったから、そこからお客さんに選ばれて後の10カラットでコントをやって、という過程を見てたらね、やっぱり思い入れも出てきます。パソコンで投票もしたし。

他にもコンマ二センチとかトップリードとかもこの枠出身だし、あんまり出てるとこ見ないけどマチコとか上木総合研究所とかもこの枠に出てた。上木総合研究所はスイッチでいなくなったけど。

だからね、この枠から出てきた人は自然と応援したいなって思うんです。

で、ちょっと話を戻すと、オリラジはめちゃくちゃ売れてますが、同じ番組から出発したのにコンビ解散して人間不信になった奴とかもテレビで喋ってて、明暗がくっきり分かれてるのを目の当たりにするわけです。

どんな商売だってみんなが成功するなんてありえないし、落差があるのは当然なんですが、やっぱりそういう人はオリラジとかが連日連夜テレビに出てるのを見て辛い思いしてんだろうな、とか考えると結構感情移入してしまう。人間の悲哀がもろに見えるわけです。

もちろんオリラジだってあんな風に売れれば周りのねたみそねみだってあるだろうし、物理的にも休みが無いのはきついと思う。売れたから幸せなんて一概には言えない部分もあるのかも。でもね、やっぱり私は家で一人売れない芸人がオリラジが出てるテレビを見てるって姿の方に悲哀を感じる。

まあどっちがどっちって話でもないんですが、やはりオリラジには悲哀が足りない。顔もそれなりにカッコイイみたいだし、そもそも私は女にもてるような芸人は好かん。女にキャーキャー言われて笑いが取れるのか。答えはNOです。カッコイイなんて言われる奴は所詮ブサイク芸人の前振りや引き立て役に使われて終わりです。余程カッコイイのに何々みたいなものがあれば別ですが、基本ブサイク芸人に比べて打たれ弱いから、やっぱりあんま面白くない。

笑いが取れるのは顔が気持ち悪いとか、女を引かせるようなエピソードを持っているとかいう芸人の方なんです。あくまで私の主観での笑いですけど。

でもそういう風に考えるとアンジャッシュとか結構かわいそうなんですよね。若さやフレッシュさはオリラジに持っていかれ、かといって微妙にかっこいい路線でここまで来てしまったために、今更毒も吐けなければ下ネタにも走れない。芸人として色が薄くなっちゃってるんです。まあそういう芸人は逆に応援したくなる訳ですが。キャラの一新を図ってもう一度売れて欲しい。ネタで頑張るのもそろそろきつい気がするし。エンタ見なくなってからどんな風になってるかあんま知らないんだけど。

やーだー、ちょっと書こうと思っただけなのに、えらい長く書いちゃいました。しかもお笑いの話ばっかり延々と。というかね、私友達いないからもう何年もお笑いの話とか人としたことなくて、お笑い好きが内向しちゃってるんです。だからいざ書き始めるとつい長々と。結構自論なんかがあったりしてね。

まあ吐き出す所がない寂しい子のたわ言に過ぎません。結構えらそうに書いちゃったけど、お前はどこから物言ってんだ的なツッコミは無しの方向でお願いします。ほら、お笑いなんて結局見る方は何でも言えるっていうかー、あははー。寝まーす。

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